アスファルト舗装工事に関する資格とその工事工程
今や日本中どこに行っても、アスファルト舗装の道が広がっています。
そしてその上を行きかう人や車、中には何トンもの重さのダンプカーが通る道もあるでしょう。
強い太陽の光に照らされ、風雨にさらされ続けるのですから一度舗装されれば永遠に大丈夫とは言えず、
耐用年数があります。
どういった場所かによって差はあるものの、だいたい10年くらいが寿命と思っておくこと、
もしも地震が起これば出来上がったばかりの道だってひび割れ破壊されてしまいます。
アスファルト舗装工事はいつもどこかでおこなわれています。
夏の暑さの中でも頑張っている道路工事の方々、彼らのおかげでいつも安全に道を走行できるわけですが、
このお仕事に関わろうと思った時に特に資格は必要ありません。
やる気と根気さえあれば大丈夫、とはいえどうせなら現場で活躍したい、
お給料をたっぷりもらいたいというならいくつか資格を持っておいた方が有利です。
アスファルト舗装工事業、まずは土木施工管理技士資格を取得しましょう。
監理技術者や主任技術者となることができます。
すべて機械を伴う作業ですから、ブルドーザーやパワーショベルなど車両系の建設機械の運転ができた方が
良いに決まっています。
車両系建設機械運転者の資格を持っていることで、可能となるのです。
締固め用機械運転者資格があれば、タイヤローラーや振動ローラーなど締固め用機械の運転も可能となります。
資格が無くてもできるアスファルト舗装工事のお仕事ですが、
決して簡単だからというわけでもなくそこにはさまざまな工程があるのです。
アスファルト舗装工事の大まかな流れについて見ていきます。
道路の表面に見えるのはタックコートという表層のアスファルト混合物であり、
すぐ下に基層・上層路盤・下層路盤・路床と何層にも重なっているのです。
専門用語でいうと分かりにくいですが、
つまりはアスファルトの下に砕いた石があってその下が土というわけです。
アスファルト舗装工事は最も下にある路床の構築から始まります。
掘削・盛り土とおこなうことで道路のベースとなる部分を作り上げるのです。
ここではグレーダー・ブルドーザー・鉄リンといった機械が入り土木会社が施工することとなります。
そして路盤、路盤工がクラッシュランと呼ばれる砕石を敷いてローラーで平らにならすのです。
アスファルト舗装工事はさまざまな会社が分業しておこなうもの、ここでは土木会社や舗装会社が加わります。
土台ができて初めてアスファルトの登場、
と思いきやその前にアスファルトと水を混ぜて入荷させたアスファルト乳剤というのが散布されるのです。
これで路盤表面が安定、雨が浸透していくのを防止する効果もあります。
路盤とアスファルトの馴染みもよくなる、アスファルト舗装工事の頻度を減らして
長く安心して使えるためにも、忘れてはならない作業です。
アスファルト安定処理を敷いて、アスファルトフィニッシャーでアスファルトを敷きならしていきます。
使われるアスファルト材は数百トン単位、大型ダンプが次々とやってくることとなるでしょう。
アスファルト乳剤を散布・更にアスファルト塗装を仕上げに重ねて、ようやく完成です。
アスファルト舗装工事でアスファルトを何層重ねるかは道路によって異なります。
多くの車が行き交うような道だと層はそれだけ幾重にも重なり、
アスファルト舗装工事の期間も長くなるわけです。
アスファルト舗装工事はこういった流れでおこなわれます。
これは民間の敷地であろうと住宅街でも歩道でも同じです。
車道とかであれば白線を引いて、いつも見かける道路がそこにはあるでしょう。
さまざまな機械・さまざまな会社が関わることで出来ているのです。
大分でプラント内配管工を目指すなら、山本工業で一緒に働きましょう!
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