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配管を補修する基本的な方法とは?パテやテープの使い方

水道管や蒸気配管といった場所は、水漏れを起こしやすい場所でもあり、しかも発生すると周囲にも水がかかり厄介です。

特に配管内で圧力がかかっている場合は、蒸気や水が吹き出していることも多く大変な事態になっていることも少なくありません。

 

このような状態になっている配管に対してどのように補修するのでしょうか。
今回は配管の補修方法である、パテやテープを使った方法を紹介します。

 

交換以外で利用できる補修材はテープとパテ

テープとパテを使うことで配管の補修が可能になります。

これらの手段はどのようなものなのか、それぞれ解説しましょう。

 

パテ:エポキシパテなど

パテは、ゴムのような性質を持つ、粘土のような建材のことです。

特にエポキシパテと呼ばれるものは、10数分で硬化する性質を持っています。

 

配管補修に利用する場合は、パテを手で練って、熱を発してきたら補修したい部分にくっつけることで利用しています。

 

テープ;グラスファイバー製のてーぶが用いられる

テープといってもがむてーむやセロハンテープでは、配管補修に向きません。

使用するのは、グラスファイバーと呼ばれるガラス繊維の入った万能補修テープを使用します。

 

濡らして巻き付けるとカチカチに硬化するのが特徴です。

 

パテやテープを使った補修手順

パテやテープを使った補修手順は、次のようにして行われます。

 

・破損場所の特定
・材料の用意
・補修箇所の研磨
・パテを取り付ける
・テープで固める

 

破損場所の特定

最初に漏水を起こしている配管の破損箇所を特定します。

到底出来たら外して作業ができるようにすることと、可能であれば配管の水を元栓などで止めておきましょう。

 

補修材の用意

次にパテやテープを用意します。

パテは、場所を特定したらすぐに練れるようにしておきます。

 

もし、つなぎ目で漏水している場合は段差がなくなるように、配管1周分のパテを用意するのがおすすめです。

ただ、応急的な補修でもあるので、50Φを超えるような太い配管の場合は圧着ソケットなど専門的な部材を使用する必要があります。

 

補修箇所の研磨

パテやテープを巻く箇所をしっかり研磨します。

ヤスリを用意してしっかりと磨くことで補修が確実にできるでしょう。

 

パテやテープを使用して密着させやすくするようにします。

 

パテを取り付ける

最初に破損している箇所へパテを盛って取り付けます。

先ほど紹介したように、こねていきます。

 

パテから熱が出てくるまで柔らかく練っていきましょう。

製品によっては有害なガスが出るので風通しの良い場所で練ってから破損箇所へ持っていくのがポイントです。

 

テープで固める

パテが硬化したら、その上にグラスファイバーテープを巻いていきましょう。

巻かれたテープをそのままぬるま湯に漬けると、熱を発してくるので、しっかり巻いていきます。

 

この時、素手で巻いてしまうと手にグラスファイバーが付着してしまうので、使い捨てのグローブなどをつけて行うことがポイントです。

 

パテと配管の境目が一番漏れやすいため、その部分を中心に巻いていき、きっちりと境目が隠れるようするのもテープの巻き方として覚えておきます。

 

注意点としては、あくまで応急処置的な補修になることです。

そのため、可能な限り早めに専門商社に補修を依頼しましょう。

 

まとめ

配管を扱っていると水漏れの状態も頻繁に起こります。
このような状態に対して専用のテープやパテを使うことで補修が可能です。

 

パテは圧力に弱いものの密着性が高く、テープは圧力に強いものの密着性が低いという両者の特性を理解して補修するのが重要です。

 

今回紹介した方法を参考に水漏れ箇所のパイプを修理し、給排水がスムーズにできる配管のコンディションへ復旧させましょう。

 

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