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ー材質の種類と用途!配管に用いられる素材の特徴や用途を紹介!ー

配管には多彩な素材が使用されています。
その理由として、使用される場所や環境によって、素材を使い分けることで安定した配管の機能が確保できるからです。
たとえば、ガスの配管と水道の配管でも異なった種類になるケースは多く、同じ水道の配管でも排水や給水でも配管素材が異なるケースも見られます。
そこで今回は、主な配管の素材と用途について解説しましょう。

 

配管の素材は大きく2種類

配管の素材は突き詰めると、金属製の金属管、金属でない非金属管に分けられます。
金属管は鋼やステンレスの他に、軽金属のアルミニウムなどもふくまれます。
一方、非金属管は合成樹脂など金属の成分が含まれていないものです。
これらの素材についてそれぞれどのようなものがあるか紹介しましょう。

 

金属管の素材の紹介と用途

配管の素材で金属が用いられている金属管は次のようなものがあります。

 

・銅管
・アルミ管
・ステンレス管
・合金鋼管
・炭素鋼鋼管

 

銅管銅を使用している配管です。

殺菌作用があることからエアコンの配管や飲料水の給水管、冷媒などの用途で用いられます。
銅単独ではなく亜鉛、金、銀、すずなどを加えることも少なくありません。

 

アルミ管

アルミニウムに銅、マグネシウムを添加したジュラルミンの形で使います。
熱交換器や船舶の配管などの用途で活躍している素材です。

 

ステンレス管

10.5%以上のクロムを含んだ合金鋼のステンレスを使用した配管です。
強度や錆への耐性が強く、リサイクルもしやすいことから水道系の配管としてよく用いられます。
給排水、給排湯といった配管で目にする素材です。

 

合金鋼管

炭素鋼にクロム、ニッケル、モリブデンを添加している合金です。
低温、高温に強く熱交換のための配管、加熱炉など熱の過酷な場所で使用します。

 

炭素鋼鋼管

鉄と炭素の合金である炭素鋼を素材に使用した配管です。
バランスの取れた性能と安価さで、頻繁に用いられる金属管です。

 

多彩な種類の配管!非金属管

非金属管は樹脂を素材として使用した配管が主なもので、次のような種類があります。

 

・ポリブテン管
・架橋ポリエチレン管
・耐火二層管
・樹脂管

 

ポリプテン管

ポリオレフィン系の樹脂であるポリブテンは高温や耐薬品性の高い素材です。
保温性もあるころから給湯設備や冷暖房、温室、ビニールハウスの暖房配管などを熱があるところで使用されています。

 

架橋ポリエチレン管

架橋ポリエチレンは高性能な樹脂で、有害な化学物質を出さずに耐用年数の長い素材です(標準で30年)。
軽量で加工もしやすく小口径の配管も作れるメリットがあります。
屋内配管などに使用され、主に水道などの配管で活躍しています。
簡単に接続でき、配管同士を差し込むだけで取り扱いしやすいのも特徴といえるでしょう。

 

耐火二層管

塩化ビニールの素材にモルタルの繊維を覆った2種類の素材を使っている配管です。
構造も二層構造なので、この名前があります。
腐食しにくい塩化ビニール素材と対価性があるモルタル繊維の性能を活かしているのが特徴です。
用途は、火災時に炎が燃え広がることを防ぐために設けられる壁・床・防火設備による防火区画などを通過する際に用いられる配管です。

 

樹脂管

非金属管の代表的な素材として硬質ポリ塩化ビニールがよく知られている樹脂の管です。
耐薬品性や劣化のしにくさから埋設部分や一般住宅に使用されています。
また、軽量で安価な点も特徴があり、配管工事でも積極的に用いられています。

 

まとめ

配管工事に用いられる配管は金属や樹脂など多彩な素材が存在します。
それぞれの必要性に応じてどのような素材の配管が用いられるのかについて今回紹介しました。
最適な素材を選択して、適切な配管工事を目指しましょう。

 

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