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ープラント配管のスリーブとボアの選定で失敗しない基本ポイントー

プラント配管におけるスリーブとボアの役割をまず整理する

プラント配管の設計や施工でよく出てくる「スリーブ」と「ボア」は、似た場面で語られますが、役割を分けて考えることが大切です。スリーブは、配管が壁や床、架台などを貫通する部分に設ける保護用の筒を指すことが多く、配管そのものを直接コンクリートや躯体に接触させないために使います。これにより、振動による損傷や熱膨張の逃げ、メンテナンス時の交換性を確保しやすくなります。一方でボアは、配管系統で求める内径や流量条件に関わる選定の考え方として使われることが多く、流体をどの程度流すか、圧力損失をどこまで許容するかに直結します。つまり、スリーブは通し方と保護の視点、ボアは流すための性能の視点です。この2つを同時に検討しないと、施工はできても運転後に不具合が出ることがあります。初心者の方ほど、図面上の寸法だけでなく、なぜその寸法なのかという目的まで確認しておくことが重要です。

スリーブ選定で確認したい寸法と施工条件の考え方

スリーブを選ぶときは、単純に配管外径より少し大きければよい、という考え方では不足しやすいです。実際には、配管本体の外径に加えて保温材の厚み、外装材の有無、施工時の通し込み余裕、芯ずれの許容、将来の更新性まで見ておく必要があります。たとえば高温配管では熱膨張を考慮して隙間を確保しないと、運転時に擦れや応力集中が起こりやすくなります。また、振動があるラインでは、支持方法との組み合わせも重要です。スリーブだけ大きくしても、前後の支持が不適切だと配管に無理がかかります。さらに、防火区画や防水区画を貫通する場合は、シール材や処理方法まで含めて計画しなければなりません。現場では躯体施工との取り合いも発生するため、設計段階で土建側と寸法、位置、施工順序をすり合わせておくと手戻りを減らせます。図面の数字だけで決めず、配管の温度、振動、保温、貫通部の要求性能を一緒に確認することが、スリーブ選定の精度を高めるコツです。

ボア選定で押さえる流量、圧力損失、将来運用のバランス

ボアの選定は、配管サイズの見た目や既設設備との合わせやすさだけで決めると失敗しやすい項目です。基本は、必要流量を確保しながら、圧力損失、流速、ポンプ能力、運転安定性のバランスを取ることです。ボアが小さすぎると流速が上がり、圧力損失の増加、騒音、摩耗、エネルギーコストの増加につながることがあります。逆に大きすぎると初期コストが上がり、バルブや支持材も大型化し、施工性や保温コストに影響します。特にプラントでは、常時運転だけでなく起動停止の頻度、流体の性状、将来の増設余地まで考えておくと、後からの改造負担を軽くできます。スリーブとボアは別々に見えて、最終的には同じ配管ルート上で整合している必要があります。ボア変更で外径や保温厚が変われば、貫通部のスリーブ寸法も再確認が必要です。設計、施工、運転保全の視点をつなげて選定することで、トラブルを減らし、長く使いやすい配管計画につながります。SEOの観点でも、こうした実務目線の基本を押さえた情報は、初学者から実務担当者まで役立つ内容として評価されやすいです。

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