株式会社 山本工業

ー配管の劣化でトラブルが!劣化による破損とその対処法も紹介ー

一般家庭の配管や工場のプラント配管など、中を通っている物質は液体や気体、時に粉状の粉体など多くの種類があります。
これらの配管は長年物質に触れ続けることによって劣化を起こし、時に人体や周辺環境へ深刻な影響を与え、トラブルの原因になることも珍しくありません。
そういったトラブルを回避するためにも今回は、プラント配管、とりわけトラブルの多い給水管でどのような現象が起こるのかを紹介し、トラブルの対処法についても解説します。

 

プラント配管の給水管劣化で起こる主なトラブル

プラント配管のうち、給水管劣化によっておこるトラブルは次の4つです。

・白濁水(はくだくすい)
・黄水(おうすい)
・赤水(あかみず)
・水量減少

 

白濁水(はくだくすい):配管劣化の初期症状

白濁水は、配管の劣化によって亜鉛メッキなどが溶け出した状態です。
亜鉛めっきが溶け出したことによって蛇口をひねると白っぽい水が出るという症状も発生します。

プラント配管の給水管で劣化の初期症状で注意が必要です。

 

黄水(おうすい):さびの初期症状

プラント配管で黄色い水が出てきた場合は黄水と呼ばれる劣化が起こっています。
配管内にさびが発生している初期症状で、さびの混入はあるものの、そこまで多くない状態で発生することがほとんどです。
ただ、異常が発生していることは事実のため、早めに対策をとることが求められます。

 

赤水(あかみず):深刻な劣化状態

給水管から赤い水が出ている状態は、さびの混入が高い場合です。
これはさびの混入率が高い状態になっており、さびの成分が非常に多く含まれているため赤い水になっています。

 

深刻な劣化状態になっているため、早急な対策を立てないとプラント内だけでなく、周辺環境にも深刻な影響を与える危険性があります。

 

水量減少:さびがたまり切っている恐れ

給水管からの水の出が悪くなっている状態は、相当な劣化が起こっています。
これは元の給水量が減少しているのではなく、さびが時間の経過とともにこぶのようになってしまい、水が通りにくくなってしまっている状態です。

 

このような状態を放置してしまうと、最悪劣化した配管が破裂するなどプラント内で大きな状態になります。

 

プラント配管の劣化の対処法

プラント配管の劣化の対処法は、配管の工事を行う必要があります。
具体的には次のような工事が考えられます。

・配管の交換
・配管内の研磨
・配管内のクリーニング

 

配管の交換

最も根本的な対策といえるのが配管の交換です。
これは、劣化部分を中心に根本的な配管の更新を行う手法になります。
ただし、休止期間が伸びてしまうことや費用も莫大なものになるケースも見られるのでほかの手法も検討してみましょう。

 

配管内の研磨

さび部分を研磨することでさびを取り除くという方法もあります。
さびといっても配管全体がさびてしまっているのではなく、水に触れている表層のみさびているケースがほとんどです。
そのため、表層部分を研磨して劣化を改善するといった対策も有効といえます。

 

配管内のクリーニング

配管内のクリーニングもあります。
これは施工業者によって手法が異なる方法です。
ただ、さびの研磨や配管交換よりもスピーディーで安価に劣化対策できるケースも多いため、一度検討して見るのも良いでしょう。

 

まとめ

プラント配管は多くの種類があります。
今回は給水管を対象に劣化症状やその対策について紹介しました。
給水管はプラント配管でも業種を問わず、特に多くの業種から利用されている種類です。
そのため、劣化によっては操業できない状態になるケースも少なくありません。
まずは、点検を受けてみて劣化状態の有無をチェックすることも円滑なプラント配管の運用として有効といえるでしょう。